「お酒は百薬の長」ってどういう意味??~お酒を飲むメリット・デメリット~
年末年始、皆さん飲み過ぎてないですか?
「お酒は百薬の長」という諺があるように、
お酒は薬なんだと言って飲んでいる方もいるかもしれません。
もちろんこれには"適量のお酒は"という意味が込められてます。
昔からお酒は薬にも毒にもなると言われてきています。今回はそんなお酒のメリット・デメリットをご紹介します。
<お酒のメリット>
アルコールを摂取するととLDL(悪玉)コレステロールの増加を抑え、HDL(善玉)コレステロールを増加する作用があります。
そのため血管を膨張し血の詰まりを予防することに繋がります。
また血液に入ったアルコールは脳に到達し、陽気な気分を味わうことができます。
言うなれば、お酒には緊張をほぐす効果があるとも言えます。
<お酒のデメリット>
しかし大量に摂取した場合は中性脂肪が増加し、今度はLDLが増加、HDLが低下します。
メリットとは『真逆』の効果が起きるのです。
また上記で書いた緊張を解す効果も、自身の自制が効かなくなってしまうのでは適量とは言えません。
<適量とは>
もちろんこれには諸説あります。
またビール、日本酒、ワイン、ウイスキーなど、
お酒にも種類が多くあるように、個人差も多くあります。
その上で日本人は男性で1日約20g、女性が約10gのアルコールであれば適量とされています。
(参照: 厚生労働省 健康日本21より
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5f.html)
<まとめ>
「お酒は百薬の長」と言われてるように、摂取量によって薬にも毒にもなりうる。
アルコール量は男性20g、女性10g程度が人の体にとって健康的になる可能性が高い。
飲み過ぎた場合はしっかり休肝日を設け、体を休ませてあげてください。
また健康に良いからといって、お酒が飲めない人に無理やり飲ませることのないように、楽しく飲みましょう。
最後に、健康管理はお酒だけではありません。
ご自身の体調に合った健康をしっかりすれば、お酒に頼らずも健康でいられるかと思います。
人生100年時代に導入するとも言われているので、年末年始も暴飲暴食することなく過ごしていきましょう。